カメちゃんのちょっといい話 第3話 〜気合い+根性=日本一?〜
- 2013.04.07 Sunday
- 17:33
『日本一』
に向かって私たちは日々練習に取り組んでいます。
でも、
『日本一になるんだー!!』
と、毎日気合いと根性だけで練習しても、
間違った方法で練習したり、練習をしすぎたりすると、故障をしたり、体調を崩したりしてしまい、
むしろ体が弱くなってしまうという可能性は十分にあります。
カメちゃんたち(=女子部) を率いるヘッドコーチ松澤さんは、
気合いと根性だけの練習ではなく、
科学的、経験的な根拠に基づく、『本当に強くなるために必要な』練習メニューを考えて行っています。
例えば…
今日の練習風景。
手首に付けているもの、これ、時計じゃないんです。
心拍数を測るためのモニターです。
選手は毎練習これを身に付け、自分の心拍数を確認しながら練習をしています。
なぜこのようなことを行っているのか?
特に私たちは、
『練習で体に一定の強度以上の負荷をかけることができているか』を確認するためにこの心拍数の管理を行っています。
『私は今日練習頑張った、すごく疲れた』
と自分なりには思っていても、実際に体に負荷がかかっていない、という場合は多々あります。
私の経験ですが、
『この練習やりたくないなー、苦手だなー』と思っている練習だと、
負荷をそこまでかけてなくても、その練習メニューに取り組んでいること自体が疲れるものだと頭が認識してしまい、『疲れた』ことになってしまうんですよね。
そういうような場合は心拍数はそれほど上がっていません。
逆に、
練習をやり過ぎると、心拍数はどんなに追い込んでも上がりにくくなります。
オーバートレーニングの指標にもなります。
気合いと根性は必要なものですが、
それだけでは日本一には到達できません。
私たちは、日本一になるために必要な練習メニューを立て、計画的に取り組んでいます。
新しく現役選手として合流することになったら、
いちばん最初に渡されるのはその1年間の年間トレーニング計画表。
私たちが行っている練習はすべてその計画表に沿ったものになっています。
余談ですが、
気合いと根性だけでは日本一になれない、とは言うものの、
そもそものヘッドコーチ松澤さんは、
『気合いと根性を鍛え上げるものだとしか考えられないような練習』を行ったことがあるとか。
それは、
120min Ergo
“いやー、90min過ぎると体がどんどん寒くなってきて汗が出なくなってくるんだよねー” by 松澤HC
※現在の女子部では今のことろこのメニューを行う予定はありません。